体温測定サーマルカメラ(サーモグラフィカメラ)導入のご提案
現在、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のリスクにより、多くの医療機関様に多大な負荷が掛かっている状況と察します。
私たちはこれまでネットワークカメラを使った手術室の遠隔モニタリングシステムを、多くの医療機関様で施工してきました。そこで、入館者の体温を簡単にチェックすることができるサーマルカメラをお勧めします。
「体温測定サーマルカメラ」はこれまでのサーマルカメラとは違い、人間の体表面温度をターゲットにしていることが特徴です。
当社は、「スタンドアローン型」、「既存もしくは新設のモニタリングシステムとの統合型」の2つをご提案します。
サーマルカメラ(タレット型)の特徴
- 非接触でスクリーニングが可能(30℃~45℃帯)
- AI技術により誤差±0.5℃で一次スクリーニングが可能
- 特定温度でのアラート設定が可能
- 同時に10名まで測定可能
- 「サーモグラフィ」は物体の温度分布を表示する装置です。医療器具ではございません。
- 被写体がウイルス陽性かどうかの判断はできません。
- 表面温度分布を測定しておりますので、体温計の計測値とは異なります。
- 着衣部の体表温分布は測定できないため、ヘルメットや帽子を身につけている方は外した状態での検査を推奨します。
- 体表面温度は計測時の環境条件、被測定者の状態等で変動いたします。あくまでも一次スクリーニングとしてご活用ください。正確な診断には、必ず体温計など医療器具にて2次スクリーニングをおこなってください。
- 防塵防水等級:IP65(精度維持のため、屋内使用を推奨)
【スタンドアローン使用例】
カメラを壁面固定もしくは三脚で設置し、パソコンの画面で確認します。測定距離基準はおおよそ1~3mです。
接点出力機能を使って、温度測定値をトリガーとしてパトランプを回したり、アラートを表示したりというカスタマイズが可能です。
ネットワークカメラシステムとの統合
当社が手術室モニタリングや病室、ICU・HCU・NICU向けに使用しているVMS(ビデオマネジメントソフトウェア)の仕組みを使って、既存のモニタリングシステムへ統合することが可能です。
既存の監視カメラやモニタリングシステムと統合できれば、After コロナでも設備投資を生かすことができます。