社会医療法人天神会　新古賀病院様

社会医療法人天神会「古賀病院グループ」様は設立70周年を記念して、新古賀病院の新病棟『東館』を開設いたしました。東棟は７階建で、東側に道を挟んで建築されました。

弊社ではその２階にある手術室5室とそこからスタッフステーション、説明室、病棟への映像配信、及び血管造影室１、２よりカンファレンス室への映像配信を構築させていただきました。

２階手術フロアーの映像ネットワーク図です。
各手術室にて選択した映像は、スタッフステーション及び麻酔科医局、各手術室同士での映像シェアに使用されております。
※現在は6室目として、ハイブリッド手術室を追加しております。

また、血管造影室３室のアンギオグラフィから出力された映像は、中央のカンファレンスルームへ伝送し、モニタリングされております。同時に、血管造影検査や治療を家族待合室に設置したiPadでご家族へ公開しています。

各手術室内は可動式の映像コントロールシステムを配置。ここで事前にモニターへ表示する映像・画像をアサインしたり、術野映像の記録操作を行います。各手術室で記録された映像はサーバールームへ自動的に転送されます。

スタッフステーションや麻酔科医局へは、各手術室からアサインされた映像を統合配信しております。この映像をモニタリングすることで、各手術の進行状況を共有することが可能となっております。

血管造影室３室のアンギオグラフィより、各種画像・映像を集約して中央のカンファレンスルームへ配信しております。

新古賀病院様では、手術室5室及び、血管造影室の配信システム、室内の電源システムについて、遠隔でリモート保守が可能となっております。これにより、インシデント発生時に迅速な切り分けと解決ができるようになっております。

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