ウイルスリスク対策のご案内
新型コロナウイルス対策商品の広まり
世界保健機関WHOが新型コロナウイルスに対して世界的大流行(パンデミック)と警告した事もありウイルス対策商品の需要は世界的に高まっています。
その中でも、エアロゾル(マイクロ飛沫)の可能性があるウイルスに対し、安心して過ごせる空間を作り出す空気除菌商品等への関心は特に高まっています。
ウイルス対策機器の種類
ウイルス対策に効果を発揮すると言われている機器には、主に「空気清浄機」、「光触媒」、「紫外線」の3タイプがあります。
まず、空気清浄機とは、空気中に浮遊する塵埃や花粉、ハウスダスト等を除去するための機器です。さらに、シャープ製の空気清浄機に搭載されたプラズマクラスターは、プラズマ放電により活性酸素を発生させ、+と-のプラズマクラスターイオンを作り空気中に放出する技術です。これにより、ウイルス対策効果があると言われています。
次に光触媒は、光を照射することにより触媒作用を起こす物質のことで、その強い酸化還元作用と超親水作用によってウイルス対策効果があると言われています。
紫外線タイプ<フォトプラズマ技術>
今回お勧めするのは、「フォトプラズマ技術」を採用した紫外線タイプです。
このタイプは、機器背面から吸気した汚れた空気から、フォトプラズマ技術(※1)により人体に安全なフリーラジカル(※2)を発生させます。
そのフリーラジカルの酸化還元反応(※3)でウイルスを不活化させ、臭いを分解します。
(※1)フォトプラズマ技術とは
気体にバイオゾーンランプを照射して高エネルギーを持った原子と分子を発生させる事。
(※2)フリーラジカルとは
安定した対になる電子もっていない(不対電子)状態の原子または分子をフリーラジカルという。電気的に中性で反応速度に富む性質がある。
(※3)酸化還元反応とは
電子は対になって安定化しようとする性質を持っている為、他の原子又は分子から電子を奪う「酸化」と貰う「還元」を高速で繰り返す。
ウイルス対策機器 BioZone (バイオゾーン)
BioZone (バイオゾーン)は、空中に浮遊している細菌・ウイルスを不活化することで人々を守り、生活臭・タバコ臭・カビ臭など気になるニオイを取り除きます。
- 1台で 10㎡~70㎡ (6畳~38畳)まで有効
- 無薬品(薬品類の使用はありません)
- 本体は小型で省スペース設計 (270x220x102mm)
- ファン速度調整、タイマー設定あり
- メンテナンスは、 約1年に1回のランプ交換のみ
- 電気代は1日10円程度(24時間使用時換算)
- 操作は簡単!コンセントに接続して運転ボタンを押すだけ
空気浄化メカニズム
ランプより照射される紫外線は、他社商品と違い185nmと254nm(UV-C)の2種類あるのが大きな特徴です。
185nmの紫外線について
日焼けによるシミやソバカスの原因となり日々地表に降り注いでいるUV-AやUV-B(280nm~400nm)と違い、185nmのUV-Cは空気中の酸素(O2)や水(H2O)を電離分解し、オゾン(O3)及びOH,O,Hなどのフリーラジカルと呼ばれる不安定な原子と分子を発生させます。不安定なフリーラジカルは反応性が高く、直ぐに酸化還元反応を起こし、その反応時の「酸化作用」による細胞膜の破壊と細胞内のDNA・RNAの酸化損傷がウイルスや細菌を不活化させます。
254nmの紫外線について
254nmの紫外線は殺菌線と呼ばれており、ウイルスや細菌や病原菌のDNAに直接損傷を与え菌が増殖するのを阻害します。増殖を抑えられた菌は寿命が尽き、最終的に菌が減少します。
余剰オゾンについて
185nmの紫外線照射により発生したオゾン(O3)の内、殺菌や脱臭で消費されなかったオゾンの一部は254nmの波長の紫外線により分解処理されますが残りは排出され脱臭に効果を発揮します。
※本製品のオゾン濃度は推奨適用範囲で使用した場合、0.06ppm以下になるように設計されています。
オゾンの特徴と設置場所について
オゾンとは?
3つの酸素原子からなら酸素の同素体で分子式は「O3」。腐食性が高く、生臭さが特徴の気体です。
酸化力が非常に強く、高濃度では有毒であり日本における作業労働基準は0.1ppm以下に定められている。強い酸化作用効果を利用して、殺菌やウイルスの不活化、脱臭、脱色、有機物の除去に用いられている。生活面では、殺菌後に酸化反応で残留しない性質を活かし水道水の殺菌に塩素の代わりとして使われている。
設置場所について
オゾンの比重は空気の1.54倍あるので、オゾンの除菌/脱臭効果をより発揮させる為には1.0m以上での高さ、又はできる限り高い場所への設置を推奨しております。
空気の流れを考慮する場合での推奨設置場所は、流入/流出場所に近過ぎない場所での設置がより効果を発揮します。
※ 設置時の注意事項
- 本体から吹き出す風が、人やペットの顔、植物、錆びやすい物、天然ゴムに直接あたらないように設置して下さい。
- 換気のできない場所では使用しないで下さい。
オゾン効果についてのエビデンス
新型コロナウイルスに対する除染効果
藤田医科大学(愛知県豊明市沓掛町田楽ヶ窪1番地98)の村田貴之教授(ウイルス・寄生虫学)らの研究グループは、低濃度(0.05または0.1ppm)のオゾンガスでも新型コロナウイルスに対して除染効果があるということを、世界に先駆けて実験的に明らかにしました。
実証試験:インフルエンザウイルスH5N2の不活化
実証試験: インフルエンザウイルスH5N2の不活化
試験機関: フランス国立科学研究センター(CNRS)バイオセフティーレベル3
※WHO(世界保健機関)研究協力センター、インフルエンザウイルス研究
試験リーダー: Dr. Vincent Moules(専門:ウイルス学、インフルエンザウイルス)
試験対象: インフルエンザウイルス 系統A/Finch/England/2051/91 H5N2型
(316.000.000 ウイルス/ml)
試験内容: CNRS内設置の空気除去空間に上記ウイルスを噴霧し、BioZoneランプより紫外線照射
試験結果: BioZoneランプ3本使用の場合、 99.9998% 0.44秒以内 ウイルス不活化
BioZoneランプ1本使用の場合、 99.87% 0.44秒以内 ウイルス不活化
論文:
O.terrier et al
Cold oxygen plasma technology efficiency against different airborne respiratory viruses
Journal of Clinical Virology (ELSEVIER) 45(2):119-24 · May( 2009)
インフルエンザウイルス(H5N2)の除去率 99.87%
BioZone (バイオゾーン)のニーズ
BioZoneは、細菌やウイルスをあなたの周りの空気から取り除きます。
また、生活臭や室内の臭いなどを消臭、人と環境に優しいクリーンな空間を提供します。
30分で50㎥を換気します
施設利用者に対するステッカーアピール
各種ステッカーをご用意致しますので、対策を実施している事を告知して勤務者、来客者、来場者にアピールが可能です。
主な納入実績(海外)
WHO本部 (スイス ジュネーブ)、国際赤十字社(スイス ジュネーブ)、ロンドン ヒースロー国際空港、マンダリンオリエンタルホテル、パリ病院など。
主な製品ラインナップ
6~27畳 (10㎡-50㎡)用 KZ-1000
11~38畳(20㎡-70㎡)用 KZ-2000
【共通仕様】
- 外形寸法:幅270×奥行102×高さ219.5mm
- 質量:1.75kg
- 消費電力:16W未満
- 電源(本体):DC12V
- 電源(ACアダプター):AC100-240V 50/60 Hz
- UVランプ寿命:8,760時間
- 本体材質:ASA樹脂、アルミ複合