手術室映像モニタリングの最新トレンド
複数の手術室の術場全景映像を、スタッフステーションや医局、カンファレンス・ルーム等へ均等に並べて配信するシステムは以前からあります。
しかし昨今、多くなっているのは、術中の進行状況をモニタリングするうえで必要な、電子カルテ、画像システム、生体情報モニターから出力された映像などもまとめて見やすく配信する方法です。
たとえば、上図のように、映像を手術室ごとにくくって並べたり、教育の為に各手術室の画像を比較できるよう並べたり、PACSや電子カルテの画面を一緒に配信したりすることも可能です。
フレキシブルにカスタマイズできるモニタリングシステム
モニタリングの要件に合わせて、監視カメラの映像をフリーレイアウトで配置が可能です。
たとえば、PCの画面や特定の機器の画面などをその場所のネットワークカメラ映像とセットで見たい場合など、フレキシブルなレイアウトが可能です。
また、作成したレイアウトはタイトルを付けて保存して置くことが可能です。
たとえば、PCの画面や特定の機器の画面などをその場所のネットワークカメラ映像とセットで見たい場合など、フレキシブルなレイアウトが可能です。
また、作成したレイアウトはタイトルを付けて保存して置くことが可能です。
360度カメラが使用可能
360度カメラに対応しており、特定箇所をいくつでも切り出し、別ウインドウで移動・拡大/縮小表示が可能です。
背景画像設定機能
背景にフロアマップを使用すれば、映像の位置関係が一目で分かります。
Webインターフェースや特定の画像・動画をレイアウト
ネットワークカメラからの映像だけではなく、ブラウザで読み込んだWebベースのインターフェースをカメラ映像を見ながら操作したり、PCの中の画像・動画などを自由にレイアウトしてマニュアルとして使用したりすることが可能です。
カメラごとのON/OFFが可能
ご利用方法によっては、遠隔から特定のカメラをON/OFFしなければならない場合もございます。 その際には、該当のカメラのみを、操作画面上で簡単にON/OFFすることが可能です。
カメラ以外の映像機器も表示可能
システムへ外部映像を取り込むことで、ネットワークカメラ以外の映像も表示することができます。例えば、医療機器の画面や会議システムの画面、レコーダーの映像、AIの解析情報など、映像出力が可能な機器を取り込んで同時にモニタリングすることができます。
記録映像検索機能
カメラにつけた名前を検索することで、その映像のみを並べることが可能です。また、カレンダーより、特定の日付・時刻を選択して記録映像を表示することができます。
さらに、記録した映像の特定の箇所をマーキングし、その部分に変化が生じた映像のみを再生することができます。インシデントが起きた際に、特定の場所の状況を確認する場合など、探す時間を短縮することができます。
リモート保守・映像配信
「映像がうまく表示されない」などのトラブルには当社のリモート保守サービスで迅速に対応することも可能です。当社ではお客様の設備と当社のカスタマーセンターを、インターネットへ出ることなく安全に閉域接続できる回線を使用します。主に、手術室映像システムのリモート保守に使用されている高度な技術です。
高画質術野映像とは別に配信・記録します
教育や学会発表等に使用する術野映像は専用のメディカルレコーダーで高画質記録し、特定のPCより閲覧・編集できるようにします。
モニタリング、安全対策用途である術場映像等はスタンダード画質にてマルチ画面配信を行います。